takushamble’s blog

コンサルを辞めて、ベンチャーに入社して、色々やりはじめた人のブログ

成長しようと思うな。毎日変化を楽しめ。

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お久しぶりです。牧野です。

世間はハロウィンですね。僕も昨日ちょっとした仮装をして同僚とハロウィンを楽しみました!(ていうか飲みました)

 

その反動で、今日の仕事は若干スローになったことで少し内省の時間として記事を書くことにしました。

内省したのは「成長するために必要なこと」についてです。

成長ではなく、変化を楽しめ

トーマツイノベーションの時の上司からよく言われていたことです。

よく会議などで「うまくいったこと」や「成長できたと思うこと」などを報告し、褒めあったり、フィードバックをしあう会社はたくさんあると思います。

実際僕も今LIGでマネージャをさせてもらっていて、部下に「Good Job」を終礼時に報告してもらい、フィードバックをしています。

これをすることでメンバーが普段なかなかとらない「振り返りの時間」を取ることが出来、毎日Good Job(うまくできた仕事)のハードルを上げることで成長していきます。

ただGood Jobの報告を続けていくと、どこかでこのハードルが止まってしまいます。

メンバーの目線だと、自分の仕事の範囲がいきなり大きく変わることはないため、「どう早く仕事をこなすか?」ということに注力してしまうからです。

そうなった時に大事だと思う考え方が「今日俺は何かを”変化”したか」という振り返り方です。

王道の話になってしまって恐縮ですが「ダーウィンの進化論」って有名ですよね。

生物の種の中で、勝ち残る種はどんな種か。それは「強い」種ではなく、「変化対応」できた種である、というお話です。

成長するためには、良質な刺激を受け続ける必要があります。成長する人は外部からもらう刺激だけではなく、自ら自分の仕事や環境に対し変化をもたらし、自分で刺激をつくり、その刺激に反応するように自らを強くしていくことができます。

その変化は小さいことでもいいんです。

例えば「提案書のテンプレを使うのではなく、ゼロから提案書を作ってみる」とか「飲んだことない人と飲んでみる」、「勉強したことがない経済学を学んでみる」とか。

自分の中で変化を起こすことによって、新しい刺激が生まれます。「その刺激を楽しめるかどうか」がとても重要です。

大人にも成長痛はある

ただ「刺激を楽しめる」ようになるには成長痛を伴う時期もあります。

例えば提案書を作る時も普通に考えれば、テンプレを使ったほうが楽に決まっています。ゼロから作り上げるのは労力もかかるし、最終的にはテンプレを使ったほうが良いアウトプットになるかもという不安もあるかもしれません。

例えば全く学んだことのない経済学を学ぼうと思っても、やれケインズだの、マルクスだの、あんた誰だよっていう人がたくさん出たり、学んでも学んでも足りないくらい学問が広いので「学んで何になるの?」と感じてしまうかもしれません。

ただこういった変化を起こし、刺激を受けることでとった行動は必ずあなたに還元されます。

でも行動をしてる時は「何になるの?」という疑念もでます。

この狭間を耐えること、そして時には時間的な効率を求めない作業(夜中まで仕事するとか)をしている時期は変化を起こせるようになるための「成長痛」の時期だと考えましょう。

成長痛は、いつまでたっても続く人もいれば、経験しない人もいます。

でも人より多く成長痛を経験している人は、必ず人より成長することができます。

まとめ

ぼく自身、Webという世界に入って4ヶ月。めちゃめちゃ楽しい反面、毎日成長痛と戦っている感じもあります。

ただこの成長痛は絶対自分のためになるだろう、という確証のない自信もあります。

ぼくの大好きな本「ビジョナリーカンパニー2」で「ストックデールの逆説」というお話があります。

「最後には必ずうまくいく」という考えは持たなきゃいけない。でも「今はキツイ」という現実も見なきゃいけない。

これを「うまくバランスを取ろう」と考えているとどっちも中途半端になると思います。

なので「どっちも全力でやろう」。どっちも全力でやって、振り返った時に最終的にバランスがとれてたね、ってくらいがちょうどいいと思う。

今年もあと2ヶ月。正月に温泉とかで、「いい年だったな」と思えるように頑張ろう!

 

 

ビジョナリー・カンパニー2 飛躍の法則

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